カテゴリ:2021年1~3月



30日 3月 2021
毎年、理科大MOT(技術経営専攻)の長として、カリキュラムや人事採用など、中期計画を策定している。学長にも報告する正式なものである。教授赴任前に、策定された計画を踏まえ、2018年度からの新MOTで実装、検証を踏まえ、PDCAを回さなければならない。
30日 3月 2021
80年代から90年代前半に、カリスマオーナー経営者の下で、中国で生産、米市場で販売というユニークなビジネスモデルとして、有名だった会社に、船井氏が創業した船井電機と藤本氏が創業したユニデンがある。さらに、船井電機は、今でいうEMSというビジネスモデルも組み合わせた。...
29日 3月 2021
船井電機が株式非公開化により構造改革を行う決断を下した。出版事業等を手がける秀和システムHD傘下企業がTOBを発表、船井電機の取締役会も株主に応募を推奨した。現在の最大株主かつ創業者の故船井哲良氏の長男である船井哲雄氏(34.18%所有)が、企業再生の経験のある経営者に再生を託したいのだろう。船井電機、株式非公開化で構造改革 北米依存が裏目に :日本経済新聞 (nikkei.com)  船井電機はヘッジファンド時代に説明会や中国工場見学会にも何度も参加し、2017年に創業者の船井氏が逝去されてからも、数回参加したが、その後、IR開示も悪化、直近は、長年継続的に開示された数字もなく、業績と経営と開示への失望の中、フォローを止めていた。現在の船越社長の前までは、まだ期待もあったが、難しかった。船井電機の決算説明会 - 若林秀樹アナリスト (circle-cross.com)
27日 3月 2021
経産省半導体デジタル産業戦略会議が開催され、参加した。参加者の議論は非公開だが、熱い議論が出て時間超過する程だった。資料は公開され参考になる。半導体デジタル産業の問題点や方向性、中でも、データセンタ等については、貴重である。半導体・デジタル産業戦略検討会議 (METI/経済産業省)...
24日 3月 2021
現在、多くのファウンドリが対象とするのは、ファブレス企業向けのロジック半導体である。その多くは、微細加工ルール別やウェハー口径で棟が分かれている。また、クリーンルームの中は、装置毎に区切られている。...
22日 3月 2021
フクシマ3.11や東電トラブルが話題になり、見過ごされがちだが、関西電力でもトラブルが相次いでいるようだ。  原発配管に予期せぬ亀裂 再稼働見通し険しく :日本経済新聞 (nikkei.com) 記事にもあるように、東電のBWRは、構造上、素人が見ても、信頼性が大変そうなことは解るが、関西電力のPWRは、原潜にも使用され、安全性は高いとされてきただけに心配だ。...
21日 3月 2021
米中摩擦・サプライチェーン改革の中で、日本のテック企業の復活の鍵は、かつての電電通研、現在では、欧IMECや米DARPAのような、原理の追求と具体的な問題解決の両方を追求する(ストークスの4象限の中でのパスツール象限に相当)巨大R&Dプラットフォーマである。...
21日 3月 2021
ルネサスの那珂工場のN3棟(12インチライン)で火災が発生した。40nmの自動車向けマイコンなどを生産しており、影響が深刻化する可能性もある。消防車も入ったため、1か月程度稼働できなくなる可能性もあるだろう。ルネサス、車載半導体の主力工場で火災 20日に現場検証  :日本経済新聞 (nikkei.com)...
19日 3月 2021
以前から、GPIFや日銀による過度な金融緩和は、株式市場にマイナスだと主張してきた。すなわち、①ファンダメンタルズを軽視、バリュエーションを超えた購入で、長期的には、リターンが悪化すること、②流動性に配慮がなされず、需給に影響を与えること、それらが、③さらに株式市場の目利き力を失わせることである。...
19日 3月 2021
 外交問題などは全くの門外漢ながら、米中摩擦、TSMCや鴻海などがある台湾にも影響するので、少し記しておきたい。...

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